2009フランス&スイスの旅

◆13日目(7月27日)晴れ後曇り

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7時15分のブライトホルン

ベランダにやって来た小鳥

 7時前に起床。ベランダに出てみると、朝日に輝き始めたブライトホルンの姿が見えた(写真左上)。今日も快晴であることを嬉しく思う。陽が昇るにつれ小鳥たちのさえずる声も聞こえ始め、ベランダにも可憐な姿を見せてくれた(写真右上)。

◆アルメントフーベルで取材


面白い壁面の飾り

牧歌的な微笑ましい親子の山歩き

 8時〜、朝食。スクランブルエッグを作ってくれた。
 9時過ぎに、出発。今日は、アルメントフーベル近辺で取材しようと思う。ケーブルカー駅近くに、面白い飾りを付けた民家を発見(写真左上)。駅に客は居なくて、乗客は我々だけであった。うっかり往復のチケットを買ってしまい後悔したが、変更は聞き入れてもらえなかった。
 駅に併設されているレストランが立派になっていた。観光客利用が増えたのであろうか。それとも呼び込む為の投資だろうか。此処からの展望は以前と変わるものではないが、今日も三山の展望が素晴らしい。ブライトホルンに繋がる山並みも輝いて見えた。峠まで少し下り、展望の良い場所に腰を据え、1枚描かせてもらった(写真右下)。
 峠のベンチで昼食。日本人のグループがガイドに引率されてやって来た。家族連れの外人が、何組か通り過ぎて行った。その中に父親と小さな子供のカップルが目を引いた。子供の転倒を予防する為に、父親がしっかりロープで確保しながら歩いている姿であった。それはおおらかで何とも微笑ましい眺めであった。しかし、日本では絶対見かけることは出来ない情景であろうと思う(写真右上)。


ブライトホルンをじっくり眺める

 静かな峠であった。午後から雲が多くなってきた。特に三山にまとわりつく雲の動きが落ち着かない。ユングフラウは最初に見えなくなったので、アイガーとメンヒを、急ぎ1枚描かせてもらった。


ブライトホルン

◆花の道


花に蝶

花に蝶

 3時、怪しい空模様になって来たので、下山することにした。思えば、今日はほとんど歩いていない。ケーブルカーの切符を無駄にするのは惜しいが、まだ歩いたことのないルートを楽しみながら下ることの方がベターであると思い、花の道と呼ばれているルートを選んで下山することにした。山肌一面、ピンクの花が奇麗であった。三山を正面に眺め花々を愛で乍らののんびり下山だったのに、およそ30分でミューレンに帰りついた。


アルメントフーベルと三山

ミューレンに向って花の道を下る

◆壮大な虹


アイガーに大きな虹が架かった

 平坦になった道を右手に三山を眺め乍ら歩く。深い谷を挟んで聳えたつ三山は、薄い雲に覆われ幻想的である。その深い谷に虹が出た。ユングフラウの足元からアイガーの麓にかけての巨大な虹。壮観であった(写真上/下)。その虹を右手に眺め乍ら歩いていたら、何時の間にかホテルの前にきていた。

7時〜、dinner。セルフメイクサラダ、トマトスープ、スズキのソテー、バニラクリームとアンズ。


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