★晴ればれ・2004・スイスの旅
◆16日目(9月4日)快晴
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◆写生を済ませてシーニゲ・プラッテへ


ホテル・シルバーホーン
 10時、チェックアウト。昨日、見つけておいた場所に出掛けた。丁度よい場所にベンチがあったので、お借りして写生を始めた。それは細い坂道の折り返し点にあったので、通りすがりの人たちが立ち止まっては覗いていく。アメリカ人の爺さんが、ニューヨークで個展をやらないか、と真面目な顔で言い、我々を写真に収めて立ち去った。旅の出逢いを楽しんでいるのだろう。12時に切り上げて、駅に向った。【写真・右】

◆TEDDY LAND


TEDDY LANDの宣伝

  所要時間16分でヴィルダースヴィルに到着。駅には、TEDDY BEARがあちこちに飾られており【写真・左】、シーニゲ・プラッテ(2100)はTEDDY LANDとしてお客を集めようとしていた。実際、客車に乗っているお客の大半は子供連れのファミリーで占められていた。シーニゲ・プラッテまでの往復切符(1カ月有効)を買って登山電車に乗り込んだ【写真・右】

CAPTION



天井にも「ぬいぐるみ」


  客車の天井にもTEDDYのぬいぐるみがぶら下がっていた【写真・右】
電車は、ゆっくりしたスピードで直ぐに登り始め,林を抜け、トゥーン湖を眼下にしてトンネルをくぐり抜けると、ユングフラウ・メンヒ・アイガー三山のパノラマが眼前に広がった。「頂上からの夕方の展望は最高だ」、とガイドブックに書かれていたので、楽しみである【写真・左/下】


一番電車が登ってきた

ツゥーン湖を眼下にして登る

◆2度目の山頂ホテル

 

縦長のホテル1号室

 この山頂ホテルに泊るのは、11年ぶり2度目になる。今回案内された部屋は、2階南西の角:1号室。南の窓からは三山、西の窓からはツゥーン湖が望めた。申し分のない展望の良さに満足である。
  部屋には大きな鏡と洗面台があり、ベッドが縦に二つ並んでいた【写真・左】。以前は室内に水道がなくて水差しの水を使ったように思うが、その大きな水差しは飾りとして置かれていた。廊下には共用のバス・トイレ、シャワールームも備えてあった。随分現代的になったものだと感心する。

 

 同じフロアの部屋を3室繋げて、沢山のTEDDY BEARが展示されていた。これも、お客へのサービスであるらしい。よくも集めたものだ、と感心する【写真・下】。その中に紛れてパンダの姿もあり、工夫された展示を楽しませてもらった。


TEDDY LAND

 

◆アルペンガーデン

 此処の看板になっているアルペンガーデンを訪ねてみた。何百種類もの高山植物が、自然環境の中で丁寧に保護育成されていると言う。花の盛りは過ぎたといえ、まだまだ残っているものも沢山あって、広い斜面に付けられた小道を辿り乍ら、充分楽しむことが出来た。時間的に撮影の難しい花もあったが、凡そ30種類の花を撮影した【写真・下】。折角だから、花の名前も知りたくなって,売店にあった小さな図鑑を1冊買った。


エーデルワイス

エリンギウム

セイヨウタンポポ

ヤマヤグルマギク





アザミ

ヒエンソウ


コモチマンネングサ

ナデシコ

 7時頃、レストランで食事。楽しみにしていた夕刻が迫ったが、三山は雲が多くて期待外れに終わった。その代わり、西の空は美しい夕焼けに染まった。茜色にたなびく雲が光り輝き、喩えようもなく美しい【写真・下】。窓辺に佇み時間を忘れた。きっと、明日も,快晴になるに違いない。


夕暮れのツゥーン湖を望む

茜色に染まった西空

ライン


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