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◆ 雨の日の出発
昨日からぐずついた天気であり、出発の朝の天候を心配していたのだが、目覚めると幸いにして雨は降り止んでいた。「場合によっては駅迄車で送ってあげる」と言ってくれていた友人から、朝一番に電話があった。「雨が止んでよかったね、気をつけて行ってらっしゃい！」「ありがとう！」挨拶を交わして自宅を出たら、すぐに雨が降り出した。
何と言う意地悪・・・しかし、たいした降りではなくて助かった。
成田よりBA007便でロンドンへ |
11時、成田空港第１ターミナルＧカウンターに参加者全員が集合した。予想通り年輩者ばかりであったが、一人だけ若い女性の姿があった。夫婦での参加は僕らを入れて２組だけであり、残りは一人参加で計14人、添乗員を含めて総勢15人である。内、男性７名、バランスよしと思う。添乗員は、背の高い20代の男性であり、いかにも誠実そうで好感のもてる青年であった（以後、Ｕ君と記載する）。今日からの13日間の旅、充分頼りになりそうで、まずは一安心である。
いつものように搭乗時間まで２時間待たねばならない。オニギリなどで軽く昼食を済ませ、早めに指定された搭乗口へ移動し待機した。其処には、すでにスタンバイしているジャンボ機の姿（ボーイング747-400）があった【写真】。13時05分発、BA007便である。今回の空の旅は、ブリティッシュ・エアウエイズ（英国航空）を利用するので、先ずはロンドンに飛び、そこでBA482便に乗り換えてスペイン・カタルーニァ自治州の州都バルセロナ＜BARCELONA＞へ飛ぶ。 |
◆ 往路17時間
ヒースロー空港にて |
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およそ12時間を要して、ロンドン・ヒースロー国際空港に着陸。時差が７時間あり、空港の時計は午後5時20分を示していた。広い空港内をバスで10分、第４ターミナルに移動し、エスカレ-ターで【写真】２階に上がり、BA482便の46番搭乗口へ急いだ。乗り換えに要する時間は１時間であった。しかし、予定より20分余り遅れての搭乗になったので余裕であった。乗り換えた中型機（ボーイング767）は再度ドーバー海峡を越え、イベリア半島北東部に位置するバルセロナ空港へ向かって飛んだ。
ロンドンからバルセロナまでは、およそ３時間のフライトであった。時差１時間。成田を午後１時に飛び立ち、目的地バルセロナ国際空港に着陸【写真】したのは、その日のうちの午後10時であったが、時差を入れて計算すると、延べ17時間になる訳だ。遠いなーーと思う。一息入れたら、疲れが体にズシリと重かった。11時、空港を出発。バルセロナの夜景を眺めながら、スペインでの第１夜を過ごすホテル・アリマラ【写真】に到着したのは、11時20分であった。 |
バルセロナ国際空港に到着 |
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| ホテル『ALIMARA』→ |
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