2009フランス&スイスの旅

◆17日目(7月31日)薄曇り

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6時。アイガー山頂は雲の中。
7時〜朝食。オーナーのピーターは、自信をもって晴れると言う。
7時半、ベランダに小鳥の姿(写真下)。アイガー山頂が見えてきた。まずまずの穏やかな天候になりそうだ。今日は、グローセ・シャイデック峠からフィルストまで歩いてみることにしている。空が明るくなると気持ちも明るくなる。8時50分発のバスに乗ることにした。


ベランダに野鳥の訪問

◆グローセ・シャイデック峠へ


アイガーを背に朝のバスターミナル

グローセ・シャイデック峠からマイリンゲン方向を望む

 8時半、バスターミナルには、早くも行列が出来ていた。以前と違って、乗車券は切符売場で買うようになっていた。ポストバスの後ろにアイガー、雲はすっかり消え去っていた(写真左上)。グローセ・シャイデック峠までの片道切符を買う。所要時間は、ほぼ30分である。

 9時20分、峠着。既に牛舎から解放された牛たちは広く散開して朝日を浴びながら草を食んでいた。登ってきた道を振り返ってみると、アイガーとその後ろに寄り添ようにメンヒが白く輝いて見えた。

峠を越えてマイリンゲンの方向を眺めたら、遠く迄雲海が続いていた(写真右上)。
前回はこの方角を絵のモチーフにしたが、今回はアイガーとメンヒを描かせてもらうことにした(写真右/下)。


グローセ・シャイデック峠からのアイガーと白いメンヒ

グローセ・シャイデック峠からのアイガーと白いメンヒ

◆フィルストへ


 

水場に集まってきた牛たちとこんにちは

 およそ2時間半の取材を終えて、11時半フィルストに向って歩き始めた。高低差が少なく、展望が良いので初心者向きとして親しまれているこのコースを歩くのは、これで4度目ではないかと思う。前回は雨天の中、霧に包まれ道に迷ってしまったが、今回は遠く迄見渡せるし。快晴ではないが穏やかな日和、何の心配もない。放牧されている牛や草花をカメラに収めながらの歩き、快適であった。


野性のブルーベリーを採取して賞味した

 前々回であったか、このコースを歩いていた時、楽しそうに採取している韓国人母子にブルーベリーの存在を教えてもらったことがある。「確かこの辺りだったよね」と、話しながら歩いていたら、あった! 結構知られているのか、手の届く辺りは少ししかないが、小粒の青いブルーベリーが目に飛び込んできた(写真左)。足場を気にしながら、何枚かカメラに収め、少しではあったが採取してしばし食味を楽しんだ。

◆レンズフード紛失!

 暫く歩いてから気が付いた。カメラに付けていたレンズフードがない! ブルーベリーを撮影する時には意識していなかったが、きっとその時に落としてしまったのだろう。急いで引き返し探してみたが見つからなかった。とすると、牛たちを撮ったあたりだろうか?諦めるには勿体ない。来た道を引き返すことにした。
 道の両脇も見逃がさないよう注意して歩いたが見つからなかった。
諦めざるをえないか・・・と未練に思いながら、再度ブルーベリーの辺りに帰ってきた時、ふと道の反対側にある茂みに、黒い輪っかがあるのに気が付いた(写真下)。何と、それは一生懸命探していたレンズフードではないか! 通りすがりの人が拾って、目につくよう配慮してくれたのであろう。「さすがスイスだねぇ!」1時間近く探しまわり諦めかけていただけに、その親切が身に沁みて嬉しく思われた。


無くしたレンズフード発見!

◆遠く感じたフィルスト

 1時、見晴らしの良い草地で昼食。周囲には、白や黄色 エンジ色の花が沢山咲いていて目を楽しませてくれた。エネルギーを補給したところで出発。フィルストの標高はグローセ・シャイデック峠に比べてほぼ200m高いので、道は登りが続くようになった。疲れて来たこともあって、次第にきつく感じられてきた。


細い谷に新しく橋が架けてあった

ヴェッターホルンの麓がグローセ・シャイデック峠

草原に咲く花

放牧されている牛と穏やかに交歓

草原には沢山の花が咲いていた

湿地帯に咲く白い綿毛の花

擦れ違う時、牛たちは遠慮して道の肩を歩いてくれた

アイガーが正面に見えてきた

 前回の雨の中のハイキングで印象的だった大きな木彫りのマーモット像、確かこの辺り・・・と思い乍ら歩き続けているのに、なかなか現れなかった。これも疲れてきたからであろう。視界にフィルストの建物が見えてきた頃、ようやくマーモット像と出会うことが出来た(写真右)。
 4時小休止。丁度、正面の谷間の奥にシュレックホルンの鋭峰が見えていたので、描かせてもらうことにした。スケールの大きい景観だから、4号の画面に収めるのに苦労した(写真下)。


マーモット生息地、声はすれども姿は見えず

谷間の奥にシュレックホルンの鋭峰が見えた

フィルストから見たシュレックホルン

 5時半、ロープウエイで下山。ロープウエイ駅の隣りに建つペンションのギディスドルフの窓は、いつも格別の美しさに輝いている。明日は建国記念の日だから、今日は又特別に美しく飾ってあるように見えた(写真下)。


いつも美しいギディスドルフの花飾りの窓

ライン


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