2009フランス&スイスの旅

◆10日目(7月24日)晴れ

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ホテルからのマッターホルン(4478m)

7時前に起床。雨はやんでいたが、山は見えず。
8時、朝食。雲が切れ、空が明るくなって来た。マッターホルンも顔を見せた(写真上)。ゴルナーグラートに行くことにして、急ぎホテルを後にした。

◆先ずはリッフェルアルプへ

 8時43分発の電車に乗り込む。マッターホルンが見えてきたので、リッフェルアルプで下車。東口から外に出て、木立の中からヴァイスホルンを眺める。
雲がまとわりつき部分的にしか見えなかった(写真左下)。マッターホルンもなかなかすっきりしてくれない。西口に廻り、ホテルの建つ公園まで行って見た。時間の経過と共に展望も良くなって来たので嬉しくなる(写真右下)。


リッフェルアルプからのガーベルホルン

リッフェルアルプからのマッターホルン

◆ゴルナーグラートへ


ゴルナーグラート近くから望むミシャベル連峰

ゴルナーグラートから望むリスカム(4527m)

 10時半、リッフェルアルプでの取材を切り上げて、ゴルナーグラートに向う。途中、ミシャベル連峰がきれいに見えた(写真上)。ゴルナーグラートは流石人気のビューポイント、今日も観光客が溢れていた。トイレを借りようとホテル・ゴルナーグラートに立ち寄り、その変わり様に驚かされた。外見は昔のままであったが、一歩中に入ると、内部はすっかり現代風に改造されており、都心の一流デパート並みであった。エレベーターが付けられ明るい室内の売り場は勿論のこと、トイレの中まで美しく改造されていた。
 展望台に上がり360度の豪快な眺めを満喫.モンテローザ、リスカム方面、ドーム、テッシュホルン方面、そしてマッターホルン等魅力の山々が勢揃いである(写真下)。


ゴルナーグラートから望むブライトホルン(4165m)

ゴルナーグラートから望む マッターホルン

人影の少ない岩場に腰を据え、スイス最高峰のドームを1枚描かせてもらった。まるで白いたてがみのように雲を靡かせ乍ら屹立するドームには格別の勢いが感じられたからである。このゴルナーグラートからの展望を絵に描くのは、これが最後になるだろう。


ゴルナーグラートから望むスイス最高峰のドム(4545m)

ゴルナーグラートから望むスイス最高峰のドム

道具をしまって立ち上がったら、切り立つ岩の上にアイベックスの姿があった(写真下)。


ゴルナーグラートの岩場に佇むアイベックス

◆シュヴァルツゼーへ

 まだ日は高い。シュヴァルツゼーを訪ねてみることにした。
 13時、まっすぐツェルマットへ下る。
 14時半、ツェルマット駅前からヴィンケルマッテン行きのバスに乗る。
 シュヴァルツゼーパラダイス駅で往復切符を買い、ゴンドラを乗継いでシュヴァルツゼーへ。最終のゴンドラ時刻を確かめておく。16時40分。ここに居られるのは約1時間である。
 急いで湖畔迄下る(写真左下)。今回で3度目になるだろうか。前回は、マッターホルンを仰ぎ、せめてヘルンリ小屋まで登るつもりで歩き始めたが、積雪が多く果たせなかったことを思い出す(写真右)。素敵な方々との出逢いもあった思い出多い場所である。
 先程、近くで眺めたゴルナーグラート近辺の白銀の山々も、以前来た時とは又一しお心に沁みる美しさであった。懐かしい景観が広がる。湖畔に建つ小さな教会堂を入れた構図で、時計を睨み乍らの慌ただしいスケッチ。大急ぎで1枚描かせてもらった(写真右下)。


シュヴァルツゼーから見上げたマッターホルン

シュヴァルツゼー・パラダイスからのオーバーガーベルホルン

シュヴァルツゼー・パラダイスからのオーバーガーベルホルン

イタリアとの国境に聳えるリンピッシュホルンとシュトラールホルン

村の南端にあるリフト乗り場まで村内バスがやってくる

Dinner:モッツァレラチーズとミニトマト、グリーンサラダ、鮭のムニエルとジャガイモ、ティラミス。
日が暮れて、雨が降り出した。しかし、明日はきっと晴れると思う。スネガ→ツェルマットの下りが待っている。


モッツァレラチーズとミニトマト、グリーンサラダ、鮭のムニエルとジャガイモ、ティラミス。

ライン


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