★晴ればれ・2004・スイスの旅
◆14日目(9月2日)快晴
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◆ミューレンへ

7:50発の電車でミューレンへ。ツヴァイリューチネンで乗り換え、ラウターブルンネンでもう一度乗り換え、ケーブルカーで崖を上がり、再度電車に乗り換える。ミューレンには9時に着いた。何度来ても、静かな村だと思う。

◆アルメントフーベル


ブライトホルンを望む
   
  9:20発の登山電車に乗り、アルメントフーベルへ上がってみた。
 お花畑で人気のスポットなのだが、さすがに9月ともなると咲く花も少なく、人影はまばら。前回、沢山居た牛の姿も消えていた。静かである。北方向に、ブライトホルンの端正な姿が望まれた【写真・右】。早速、ベンチに腰を据えて描かせてもらった。

 2年前に来た時出逢えた、アイガー、メンヒ、ユング三山の素晴らしい景観が思い出されて、北斜面の同じルートを辿った。急な斜面を下ったあたりで、快晴の空をバックに変らぬ三山の姿が眼前に展開した【写真・下左右】。前回は、湧き上がる雲と沢山の牛と草花が趣きを添えていたが、今回は堂々たる三山それだけである。


三山を背にして歩く

峠を少し下った所から

一眠り

  斜面の草地に陣取り、先ずは腹ごしらえを済ませ、改めて気持ちを引き締め描かせてもらった。真上に上がった陽射しが強い。家内は、いつもの様に日傘の下で一眠りである【写真・左】

◆ノースフェイス・フラワートレイル


アイガーとメンヒを眺めながら下る
 再度、峠まで引き返し、ノースフェイス・フラワートレイルをミューレンまで下ることにした。アイガーを正面に眺めながら、のんびり山腹道を歩く【写真・左】。道端には、まだ其処此処に可憐な花を見る事が出来た【写真・下中央】。同時に、早くも秋を感じさせる紅葉も眼に飛び込んできた【写真・右下】

秋の便り

トレイルに咲いていた花々


テラスからのアイガー

 ミューレンの村に降りてから、先年、テーブルを借りて写生させてもらったことのあるホテル(Alpenruhe)へ行ってみた。テラスは繁盛していて、空いているテーブルがない。しばらく待って割り込んだ。先ずはビールを注文。崖に張り出したテラスに陣取り、再度、アイガーを描かせてもらった。【写真・右】

◆村の観光努力


駅に向う道
 
  まだまだ陽は高いが、帰途につくことにした【写真・左】。ミューレン駅に向う道は、いわばこの村の銀座通り。昔から有名な花飾りの小屋は今年も健在であった【写真・下中央】。メルヘンチックな装飾を施した小屋は、新しく作られたもののようだ【写真・右下】。壁面に飾られた妖怪人面なども以前にはなかったものである【写真・下段左】。観光客を呼ぶために、努力していることが伺われる。【写真・下段右】

小人の居るテラス


有名な花飾りの小屋

妖怪人面

斜度約31度のケーブルカーでラウターブルンネンに下る


◆明日は明日の風まかせ

 グリンデルワルドに帰りついたのは、6時少し過ぎ。コープで少し買い物をして、7時夕食。ビール、おつまみ、赤飯(アルファ米)、きんとき豆、みそ汁、グリーンティ。疲れた体に、ビールが美味い。

 西の方に雲が多く、アイガーはピークまで良く見えているのに陽が射さず、夕映えに染まる姿を見ることは出来なかった。
さて、明日はどうしようか?明朝、眼が覚めてから決めることにする。

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