★ 2003 ニュージーランドの旅
◆9日目(1月23日) 快晴 前の日へ
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【本日の旅程】=Mt.Roy →登山テアナウ【コロミコトレック・マナポウリ湖】

(◆マークの付いた写真をクリックすると拡大画像が見られます)

◆ワナカ湖、さようなら

 今日も良い天気のようである。昨日登ったMt.Royのピークが、朝日を受けて輝いていた。今日は、テアナウに移動することにして、10時少し前にチェックアウト。ワナカを離れることにした。
 スタートする前に思い出したのだが、町を見下ろす丘の上に戦没者慰霊塔があり【写真右】、前回、其処で取材したことがあった。少し道に迷ったが、直ぐに見つけることが出来た。この慰霊塔は、第一次・第二次大戦で戦没した人々の慰霊の為に、ワナカとUpper Culturaの住民によって建てられたものである。この丘からの眺めは、湖と山と町並みが調和していて美しい。そのビューポイントには、今日も木製のベンチが置いてあった【写真下・左】
 名残りを惜しんで、湖畔の道を少しドライブした。雲が多くなり湖水の色も沈みがちになったが、その湖上を沢山の小さなヨットが輪を描き乍ら動いていた。青と白のコントラストが、いかにも季節感に溢れていて見た目にも爽やかである。カラフルで可愛らしいその眺めは、なかなかに風情があって美しく、しばし見とれてしまった【写真下・右】

戦没者慰霊塔

◆丘からの眺め◆

◆湖上のヨット◆

◆テアナウに向かう

 給油を済ませて11時、ワナカ湖を後にした。テアナウまでの距離が短い87号線(Crown Range Road)を選び、一路クイーンズタウンへ向かって走る。前回も、この道を選んでワナカに向かって走ったのだが、その時はまだ未舗装であり、危険の多いルートと言われていた。今はすっかり整備され、カーブは多いが車は少なく走りにくいということはなかった。思っていたより早く、クイーンズタウンの町とワカテイプ湖の遠望ができた。町には入らず、ワカテイプ湖沿いの道(6号線)を進む。曇ったり晴れたり小雨になったりのはっきりしない天候だが、車は相変わらず少なく、快適なドライブであった。Mossburnで右折、今度は94号線を進む。テアナウまであと80キロ程になった。

◆宿探し


Alpine View Motel

 テアナウ湖畔に立ち並ぶモーテルの内、’97年に宿泊して感じのよかったキャンベルは、あいにくNo Vacancy。しばらく迷った末、やはり前回3泊したことのあるシェイクスピアハウスを訪ね、女将のマーガレットに空部屋を見せてもらった。以前使って気に入っていた部屋は、明日ならOKと言うので予約、今夜の宿は他を探すことにする。しばらく走った所にAlpine View Motelという宿を見つけた。今日はダメだが、若しかしたらAlpineが見えるのかもしれない、と思い此所にチェックイン【写真左】。うす汚い身なりのオジサンからKeyを受け取り、部屋に落着く。庭に面して明るく開放的な部屋であった。続いて隣には台湾人?の若いカップルが来たが、部屋に入るなりカーテンを閉め切ってしまったので、声をかける事も出来なかった。

◆明日に備えて


◆Visitor Centre◆
 Visitor Centreに行き、情報を集めた【写真左】。コロミコトレックにも寄って、社長の平野氏と話す事が出来た。とても気さくな方でいろいろとアドヴァイスをしてもらった。ミルフォードトラックは、靴・雨具・衣類などの準備が整っていないから無理だろうと助言され断念した。その代わり、キーサミット、マリアン湖、マナポウリなど沢山のポイントを紹介してくれたので、ケプラートラックの地図を買い求め、社長にお礼を言ってコロミコを後にした。
とりあえず、ケプラートラックのentranceを、少しだけ覗いてみた【写真下・左】。それから、マナポウリへ向かって走った。快適に走行出来る道であり、20分余りで到着した。湖畔に出てみたら、かなりの人数(子供も含めて)の人々が、木の枝などを大きな袋に入れたり車の荷台に積んだりして働いていた【写真下・右】。作業服のおばさんに“ボランテイアですか?”と声をかけたら、“イエス!”
と胸を張って元気な笑顔で答えてくれた。
ようやく陽は西空に傾き、今日も残り少なくなっていた。湖畔で記念撮影をして、テアナウへ引き返した。

ケプラートラック入口

ボランテイア

◆中華料理に満腹

 今夜は外食にしようと、人気の中華料理店に出掛けて行った【写真右】。前回も2晩続けて訪ねたお気に入りの店である。日本人の団体も2組いて、今夜も大いに繁盛していた。「Dinner for 2persons」(春巻き、肉野菜いため、酢豚、チャーハン、デザート、ジャスミン茶)を注文、僕らにしては久しぶりの豪華なデイナーとなった。満腹になり、残念に思ったが少し残してしまった。

 


人気の中華料理店

 



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